Android L PreviewでAndroid for workを動かしてみた
Android Studio betaを落としてくるとサンプルが付いていたので動かしてみました第一弾。(二弾があるのか知らんけど。) この機能は端末内で仕事用のアプリケーションとprivate用のアプリケーションを分けて管理する為の機能の用です。Android for workって言ってたやつでしょう。 このサンプルアプリにて機能をONにすると、以下の様にGooglePlayやChromeなどにAndroid for work用のアプリが出現します。
もちろん、Playストアからインストールしたアプリも別管理となり、work用のバッチがついたアプリケーションがインストールされます。
Android Studio betaにサンプルを組み込む
※手元はMac環境です。
File > import project
からAndroid Studio.app
内の sdk > sample > android-L > admin > BasicManagedProfileを選択する。
gradle homeでエラーになったら、要求されたバージョンのgradleを落としてきてそのPATHを指定してやりましょう。
その後、何故かプロジェクトルートにあるbuild.gradleが空になっているためエラーが出るので、以下を入力しビルドできることを確認します。
buildscript {
repositories {
jcenter()
}
dependencies {
classpath 'com.android.tools.build:gradle:0.12.'
}
}
allprojects {
repositories {
jcenter()
}
}
これでビルドできると思うので、L Previewを焼いた実機にインストールしましょう。 インストールしたアプリケーションを起動し、操作を進めると端末の暗号化が始まります。 暗号化が終わると前準備が完了し、ManageProvisioningが利用できるようになります。通常の端末暗号化と異なりロック解除がslideのままでも暗号化できました。 恐らく通常の暗号化と異なり、work用のアプリケーションがこの暗号化領域にインストールされるのでしょう(推測)。
暗号化後にアプリケーションを起動すると、管理画面が出力されます。
電卓アプリとChromeについては、デフォルトでworkに含まれておらず、画面上部のswitchをONにするとworkアプリが増えます。 また、この管理画面ではAndroid workにおけるINTENT共有の動作が確認できます。普通にINTENT共有を行うとworkアプリケーション内のみでの共有となります。
ここで、管理画面においてENABLE FORWORDING OF SHARE INTENT
を選択すると、次のようにプライベートアプリを選択できるようになり、
通常インストールしたアプリケーションにもINTENT共有が送れるようになります。
Android for workの利用感でした。長くなったので、実装内容はまた別の記事で。