temporaryなめも帳

だらだらと備忘録とか。誰かの為になることをねがって。

python覚えたのでmonkeyrunner試してみる

Android

monkeyrunnerは端末に対して無作為なイベントを送付するmonkeyツールとは異なり、デバイスのキーイベントの送付やスクリーンショットの取得などを実行することができるテスト用のツールです。

うまく使えばframeworkのテストツールとして利用できそうなので、目をつけてたもののPython知らんぜとか思って放置してた。 覚えたついでに調べなおしを。

monkeyrunnerはjthonとして実装されており、用意されているモジュールは３つのみみたい。

  • MonkeyDevice 主にメインに使うことになるクラス。アプリケーションのインストールから、タッチイベントの送付、アクティビティの立ち上げなど、いろいろできる。

  • MonkeyImage 主に画像を扱うときにつかう。２つのイメージの比較などにも利用できるので、実行結果のスクリーンショットと期待値のスクリーンショットの比較とかできる。

  • MonkeyRunner デバイスとの接続などに使う。ここのメソッドを通じてMonkeyDeviceクラスを取得する

アプリケーションを起動する

Settingsアプリを起動してみる。 

# -- coding=utf-8 --
author = 'kobashin'



from com.android.monkeyrunner import MonkeyRunner, MonkeyDevice



device = MonkeyRunner.waitForConnection()



def startApp(target):
    device.startActivity(component=target)



def main():
    startApp('com.android.settings/.Settings')



if name == "main":
    main()

MonkeyDevice.startActivity()を使って、Activityの起動ができる。同様に、以下でHomeのIntentが投げれる。

def actionHome():
    device.startActivity(action="android.intent.action.MAIN", categories=["android.intent.category.HOME"])

アプリケーションをインストールする

単なる１アプリのインストールであれば、以下でOK。 pathにはHOST PC側のapkパスを指定する。 

def installApp(path):
    device.installPackage(path)

複数のアプリケーションを一気にインストールするのであれば、以下でいけそう。指定したディレクトリ以下のapkファイルをインストールして回る。 

import glob



def installAppInDir(dirpath):
    files = glob.glob(dirpath + '/*.apk')
    for apk in files:
        installApp(apk)

デバイスのキーを押下する

電源ボタンを押下してみる。suspend/resumeの試験とかこれでいんじゃないの？あ、adb走ってたらwakelock握りっぱなしだっけか。 

import time



def keyDownAndUp(code):
    device.press(code, 'DOWN_AND_UP')



def main():
    keyDownAndUp('KEYCODE_POWER')
    time.sleep(2)
    keyDownAndUp('KEYCODE_POWER')

スクリーンショットを取得する

取るだけなら、以下で。 pathには絶対PATHを指定すること。 

def takeScreenShot(path):
    result = device.takeSnapshot()
    result.writeToFile(path, 'png')
    return result

とった結果と比較するときには、以下で行う。 loadImageFromFileを利用すれば、pngファイルからMonkeyImageが取得できるのでsameAsを使って比較すればよい 

def compareImages(src, dest):
    if src.sameAs(dest, 0.9):
        print "2 is same"
    else:
        print "2 is different"



def main():
    dest = device.takeSnapshot()
    src = MonkeyRunner.loadImageFromFile('/Users/skobayashi1/workspace/temp/apps/test1.png')
    compareImages(src, dest)

一旦ここまで。 CTS実施前の端末設定とか、顧客ごとのキッティングとか、これで作ればいいんじゃないかな。